自己肯定感を高めるには

最近、自己肯定感という言葉をよく聞きますが、自己肯定感とは

自分が自分であることに満足し、価値ある存在として受け入れられること

と言う定義があるそうです。

とはいえ、もともと自己肯定感の無いわたしには自分か嫌いになる事が多く、自分を肯定できたとしても、まわりに否定されたりすると”自分はダメな人間なんだ”って思ったりもします。

では、どうしたら自己肯定感をあることができるのでしょうか?

それは、自分のいる環境を変えることです。

自己肯定感を高めるにはどうしたらよいか?

自分のいる環境を変える

言葉の意味は、まわりにあなたを蹴落として自分の地位を上げたがる人たちのグループから出ることだと思っています。

つまり、あなたを蹴落とさないと、自分の地位が危険にさらされる人たちと一緒にいないことです。

最初から否定しない・あなたを認めてくれる・周りが肯定的な意見をくれるなど、気持ちに余裕がある人と一緒にいる、環境が自己肯定感を高めてくれる環境なのです。

自己肯定感を高める方法

肯定的な雰囲気のグループに所属する:自分から変えていくのは難しいので自分をその環境に置く


周りの人や環境に感謝する:
自分が今いる状況に感謝する


ネガティブな感情をポジティブに変換する:
ネガティブな言葉を書き出しポジティブな言葉に変換する練習をする


後悔せずに、次どうするかを考える:
たとえ失敗してもやったことに公開はせず次のことに考え方をシフトする=思考を止めない


いつも笑顔を心がける:
いつでも笑顔になっていれば周りも良い気持ちになり接し方も優しくなっていきポジティブな気分になっていく


他人は他人、自分は自分と言い聞かせる:
子供のころ○○ちゃん家は・・・なんて言っていましたがやっぱり他人は他人自分は自分と言う事を割り切る


小さな成功でも自分を褒めてあげる:
小さな成功体験の積み重ねで確実に自信がつき自己肯定感が上がります


仕事以外の趣味・やりたいことを見つける:
仕事が出来なくても自分の好きな事を楽しくやれればそれでよい。自分は自分なのです


カウンセラーなどから心理的サポートを受ける:
カウンセラーなどのプロからアドバイスを受ける

日本人は他人のことばかり思っている?

最初のこちらをご覧ください。

国別の、自己肯定感を表したグラフです。

予想通りかもしれませんが、日本はダントツに自己肯定感が低いのが分かります。

引用先:https://www3.nhk.or.jp/news/special/news_seminar/syukatsu/syukatsu715

日本人の自己肯定感が低い理由

日本人の自己肯定感が低い理由として、日本の文化にあると私は考えます。

日本人らしいのですが、気遣い・謙遜・忖度の文化がうつくしいものとしていますが、実はそれこそが自己肯定感を下げているようです。

自己肯定感とは、自分を認める・自分を信じる・自分を尊重する気持ちです。

日本人は、自分だけが他の人と違う事に対してとても不安に感じる人が多いと聞きます。大人数の前で自分の思っていることを言っただけなのに、まわりに叩かれるや否定的でひどい言葉まで言われこともあり、その言葉にひどく心を痛めてしまい病気になっていしまう人がいます。とても悲しい話です。

不安でも押しつぶされないための対処法

ここまできたら、「開き直り」これが一番だと思います。

自分のことが精いっぱいなので、人のことまで考えられない! でもほかの人を攻撃はしたくないので開き直ることこそが一番大事なものを守るのだと思っています。

一番大事なもの、それは自分自身です。開き直りは自分自身を守る事になります。

  • This is me (これが私だ)
  • I think that’s fine (私はそれでいいと思う)

主語は私なのです。自分が1番・他人は2番で良いのです。

自己肯定感を上げるメリットとデメリット

自己肯定感を上げられれば、気持ちが安定して心に余裕が生まれます。気持ちに余裕ができることで、感謝の気持ちや優しさがでてきて、良好な人間関係を築きやすくなります。

いろいろな事に前向きになり、チャレンジ精神を持って行動できるようになります。その結果、目標達成や成果に繋がり、自分自身に可能性をもてるようになり自信がつき、結果的に、自己肯定感の向上が見られるようになるのだそうです。

自己肯定感が高い人の考え方

前向きな思考:困難に直面しても、諦めずに解決策を探そうとする姿勢が生まれる。=思考を止めない。

ストレス耐性の向上:自分の価値観をしっかり持っているため、外からの評価に左右されにくい。

人間関係の円滑化:他者への共感や理解が深まり、良好な人間関係を築きやすい。

チャレンジ精神の育成:失敗を恐れず、新しいことに積極的に挑戦する姿勢が生まれる。

主体性の向上:自分自身の目標に向かって、積極的に行動する姿勢が強くなる。

自己肯定感が低い人の考え方

ネガティブ思考:失敗を自己否定に結びつけ、自己嫌悪に陥りやすい。=思考を止めてしまう。

自信喪失:新しいことへの挑戦を避けてしまい、成長機会を逃す可能性がある。

人間関係の悩み:他者との比較に悩んだり、自分の意見を言えなかったりする。

他者依存:承認欲求が強く、他者の意見に左右されやすい。

目標達成の困難:自分の能力を過小評価し、目標達成を諦めてしまう場合がある。

自己肯定感が高いほうが、より良い人生を送るための基盤となりますが、高いだけでなく、バランスの取れた状態が重要です。例えば、自己肯定感が高すぎると、傲慢になり、周囲の意見を聞かなくなる可能性があります。言い方を変えれば、自分に都合の悪い言葉は聞き入れず、常にポジティブに行動ができることが、最大のメリットだと思います。それでも、高すぎるのは注意です。

まとめ

自己肯定感についていろいろ書きましたが、やっぱり

自分が自分であることに満足し価値ある存在として受け入れられること、自分は自分です。

どんな自分でも受け入れられればそれで良いのです。

自分はこれで良いと思えることが大事になります。

他人に何か言われたり、他人にいつも良くない風に思われているのではないかと思うこともありますが、ほとんどが妄想です。

どんな人でも、必ず欠点はあります。自分だけがあるわけではないのでそれをどうこう言われても、事実に目を背けず認めて、良い言葉に変換させていけば、気持ちが楽になってくると思います。

認めることが、最初の一歩だと思います。

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