頼れるリーダーの特徴とは?

あなたは、頼れるリーダーってどういう人がイメージですか?

私の時代では、何も教えず俺のやり方を見て覚えろ!とか、俺のマネだけしていれば間違いないとか、俺の言う事だけ聞いていればいいんだっ!ていう人がほとんどでした。ただ、合っているかどうかは別として・・・

頼れるリーダーとは、リーダーシップのある人と良く聞きますが、改まってリーダーシップって何ですか?と聞かれると、なんとなく、仲間を率いて引っ張っていく人・仲間を導く人・まとめる人なんてイメージがあるのではないでしょうか。

自分が思う理想のリーダー像ってあると思いますが、私は仕事がしやすい人がリーダーシップがある頼れるリーダーだと思っています。

自分が思う頼れるリーダー10ヶ条

1.一貫性

一貫した態度や行動などが”目印になる人”だと思います。話をコロコロ変えたりとか、毎回違う事を言ったりとかがあると、部下から信頼されません。

2. 共感力

共感力が無いと話が伝わらない。共感をしてもらえると話がつながるし、何しろ話しやすくなり話す方も心をひらけて信頼関係も構築できます。

3. 高いコミュニケーション能力

傾聴能力が高く、人の話しをよく聞いて理解している。情報を相手が分かりやすく伝えられ、部下への意見やフィードバックが本質をついている。

4. 信頼性

誠実さや正直さを持って行動するリーダーは信頼されます。公正であるが故の信頼が築かれていきます。私の若いころは、先輩は間違っていても自分の非は絶対に認めないし謝らない。酷い人は逃げる人までいました。今では全く考えられません。

5. 決断力

迅速かつ効果的に意思決定を行う能力を持つリーダーは頼りにされます。経験や技量に左右されることが多いですが、情報を適切に分析して決められれば、だいたいの事は良いほうに転がります。

6. 問題解決能力

私が一番に苦手としている事ですが、問題が発生した際に冷静に対処し、解決策を見つけ出す能力を持つリーダーは頼りにされます。前向きな解決策を常にごろ考えていますが、困難な状況でも冷静さを保ち的確な解決策を出せる人頼れます。(感情を押し殺してルールメインで考えるようにしています)

7. モチベーションが保てている

メンバーを励まし、やる気を引き出す力を持つリーダーは頼りにされます。ポジティブな姿勢でメンバーに接します。ですが、メンバーの温度差も感じることがあります。

8. 柔軟性

変化に柔軟に対応し、状況に応じて戦略を調整する能力を持つリーダーは頼りにされます。先読みをして指示など出しますが、前言撤回も柔軟性と考えています。

9. 成長意欲

頼れるリーダーは、常に自己成長を求め、学び続ける姿勢を持っています。私は自己成長のために、読書や講座を受けてスキルや知識を身につけています。

10. 感謝と承認

メンバーの努力や成果を認め、感謝の気持ちを伝えるリーダーは頼りにされます。私は過剰かもしれませんが感謝の言葉を伝えるようにしています。(もちろん奥さんにも・・・)

注意として一番怖いのが、まとめて引っ張っていくことを強く意識しすぎて、ただのオレ様リーダーになるのだけは避けてもらいたいです。

こういう人は、もともとリーダー気質ではありメンバーも面倒も良くみるので頼りにされますが、意識が強すぎて他の方向にそれてしまうと、皆に嫌われただの面倒くさい人になってしまうので注意です。

頼りにならならないリーダーも・・・

頼りにならなくても、立派なリーダーはたくさんいます。

なんか矛盾したことを言っていますが、メンバーをうまくまとめて引っ張っていくだけがリーダーではないと思っています。全員のリーダーに資質があるわけでもありません。

人を育てることに特化したリーダーも、長い目を見ればこちらの方が優れている人と感じます。

頼れるリーダーこういう人だ!

一言で言うと、人間らしい人と思っています。

一見、筋が通っていて誰にも負けない精神力・忍耐力があり周りのみんながあこがれるような人、こういう人は魅力があってついていきたいと思います。でも人間です、ワンマン過ぎればみんなが逃げていく、魅力もなくなっていきます。

逆に少し頼りにならなくても、大事なことだけは誰が何と言っても考えを曲げない人、あとは個々の考えを尊重して責任を持ってもらうために、自分で考えて行動させることができる人の方が、信頼関係を持てるのではないでしょうか。ちょっと頼りにならなくても、まわりが手を差し伸べたくなる人だと思います。

要するに、人間の強みと弱みを隠さず出せる人が、人間らしく周りからも助けられるのではないのでしょうか。

あなたの理想の上司は?

あなたの理想とする上司は、どんな方でしょうか?

この写真の人が、理想のリーダー(上司)のイメージでしょうか。

やっぱり、人と人なので最後には相性が合うひとが自分の思う理想のリーダー(上司)像ではないのでしょうか?

まとめ

結論として、頼れるリーダー=自分が理想(なりたい)としているリーダーになると思います。

何も考えなくても、この人について行けば間違いないそんな人もいると思います。しかし、いずれ自分もリーダーになる日が必ずきます。ついて行っているだけでは、自分がリーダーになった時には何もできないリーダーになり、部下としてついて行っているときにリーダーを学ばせてくれる人が、長い目で見て頼れるリーダーではないのでしょうか。

今は、多様性の時代です。絶対に良い、絶対に好かれる、絶対に頼れるリーダーはいません。

年代・性別・考え方で、頼れるリーダー像の種類が増えています。

私たち50代の人は、昭和⇒平成⇒令和と時代を超えた色々なリーダーを見てきたと思うので、迷うところはあると思いますが、自分がなりたいリーダーになってください。

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